住宅性能

iiie design®の住宅性能

『やまなしKAITEKI住宅』基準への準拠

iiie design®は、山梨県が定める『やまなしKAITEKI住宅』の基本性能基準に準拠しています。 これは、ただ高性能なだけでなく「良いものをつくり、きちんと手入れして、長く大切に使う」という思想に基づいた家づくりへの取り組みです。将来世代へと受け継がれる資産価値の高い住まいと、脱炭素社会に貢献する暮らしを実現します。

KAITEKI住宅を構成する4つのテーマ

テーマ1:安全安心で“KAITEKI”

建築基準法が定める最低基準を超える、真の「安心」を追求します。災害時にも家族の命と暮らしを守れる高い安全性能を確保し、その性能を「見える化」することで、心から安らげる住まいを提供します。

テーマ2:健康で“KAITEKI”

家の断熱・気密性能は、家族の健康に直結します。夏の酷暑や冬の厳しい寒さから体を守り、一年中快適な室温を保つことで、アレルギーの改善や血圧の安定など、健康的な毎日をサポートします。

テーマ3:地域も地球も“KAITEKI”

高い省エネ性能や再生可能エネルギーの活用、そして輸送時のCO2を削減できる県産木材の利用を通じて、地球環境の保全に貢献。さらに、地域の景観とも調和するデザインで、街全体にとっての快適さも目指します。

テーマ4:住まい手目線で“KAITEKI”

多様なライフスタイルに応えつつ、特に子育て世帯がのびのびと暮らせる住環境を追求します。家族の夢と希望を叶え、日々の暮らしがもっと豊かで楽しくなる、住まう人一人ひとりに寄り添った家づくりを提案します。

KAITEKI 住宅基準1

長期優良住宅性能

KAITEKI 住宅基準1:長期優良住宅性能【基本性能】

良質な住宅ストックを将来世代へ承継するため、建築時の性能向上はもちろん、完成後の適切な維持保全が極めて重要です。

構造躯体の劣化対策、高い耐震性、将来の暮らしの変化に対応できる可変性、メンテナンスのしやすさといったハード面の性能を確保。同時に、定期的な点検と計画的な修繕を促すソフト面のサポートも重視しています。

この「良いものをつくり、きちんと手入れして、長く大切に使う」という考え方は、廃棄物の削減にも繋がり、環境負荷の低減に貢献します。

KAITEKI 住宅基準2

高省エネルギー性能

KAITEKI 住宅基準2:高省エネルギー性能【基本性能】

2050年のカーボンニュートラル実現に向け、住宅の省エネルギー性能を最大限に高めることは、現代の家づくりにおける重要な使命です。

高い省エネ性能を支える「高断熱」と「高気密」は、光熱費を抑えるだけでなく、一年を通して快適な室温を保ち、健康的な暮らしを実現します。これは住まう人のQOL(生活の質)向上に直結する、「至福の住まい」に不可欠な要素です。

私たちは、断熱・気密性能を高い水準で確保することで、持続可能で快適な住まいを提供します。

耐震等級3の構造

01. 全棟耐震等級3相当

地震大国・日本において、家の耐震性は命を守るための最重要項目です。iiie design®では、国の定める最高ランクである耐震等級3を全棟で確保。一棟一棟「許容応力度計算」という精密な構造計算を行うことで、科学的根拠に基づいた揺るぎない安全性を実現し、お客様に永く続く安心をお約束します。

制振装置evoltz

02. iiie design® は制振装置evoltzを標準採用

繰り返す地震から家を守るため、制振装置evoltzを標準搭載。
F1やドイツの高級車にも採用されるビルシュタイン社の技術を応用したevoltzは、地震の揺れを最大95%吸収し、家の損傷を最小限に抑えます。
大切な住まいとご家族の安全を永く守り続けます。

ZEH基準相当の断熱性能が標準

03. ZEH基準相当の断熱性能が標準

国の定める断熱基準には断熱等級1~5があり、最高等級5に「長期優良住宅基準」があります。2030年には標準的な家がZEH基準をクリアするという政策目標が立てられており、iiie design®では既にZEH基準相当の断熱性能が標準であり、優れた断熱・気密性能により「夏涼しく、冬暖かい」快適な暮らしを実現します。

ZEH(ゼッチ/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは

「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

省エネで快適なパッシブデザインの設計

04. 省エネで快適なパッシブデザインの設計

機械の力に頼りすぎることなく、太陽の光、心地よい風、木々の緑といった自然の恵みを最大限に活かして快適な住まいをつくる。それがパッシブデザインの魅力です。

夏は深い軒(のき)で強い日差しを遮り、冬は暖かい陽光を室内の奥まで取り込む。卓越風(その地域で最も頻繁に吹く風)の通り道を計算し、家の中に爽やかな風の流れをつくる。こうした設計の工夫が、冷暖房への依存を減らし、光熱費を抑えるだけでなく、心と体に優しい暮らしをもたらします。

季節の移ろいを肌で感じ、自然のリズムと共に暮らす豊かさ。iiie design®は、そんな賢く快適なパッシブデザインで、日々の暮らしに本質的な心地よさをご提案します。

省令準耐火構造

万が一の火災に備える

05. 全棟省令準耐火構造

建築基準法で定められた準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造です。iiie design®では、万が一の火災に備え、家族の命と財産を守るため全棟でこの構造を採用しています。

  • 隣家からの延焼防止:外壁や軒裏に防火性の高い部材を使用し、隣家で火災が発生しても燃え移りにくくします。
  • 室内での延焼抑制:壁や天井の内部構造をファイヤーストップ材で区切ることで、火が燃え広がる速度を遅らせます。
  • 避難時間の確保:火災発生から構造材が強度を失うまでの時間を稼ぎ、安全な避難をサポートします。
  • 火災保険料の優遇:一般的な木造住宅より火災リスクが低いと評価され、火災保険料や地震保険料が大幅に割引されます。
ハイブリッドパネル工法と高耐力面材

06. ハイブリッドパネル工法と高耐力面材

設計自由度が高く、耐久性に優れた在来軸組工法の良さと、面で力を受け止める2×4工法の良さを掛け合わせた「ハイブリッドパネル工法」を標準採用。構造用面材には、国土交通大臣認定の高い壁倍率を誇る「NOBOPAN STPⅡ」を使用し、地震や台風に強いモノコック構造を実現します。外部からの力を建物全体で受け止め、分散させることで、住まいの高い耐震性と耐久性を確保します。