スタッフ紹介
18歳で大工見習いになってから、ずっと木と真摯に向き合ってきました。今、私が工務店の社長として手掛ける家づくりは、親方から教わった「木には目があり、その特性を活かして適材適所に使う」という古来の知恵を、現代の住まいにしっかりと活かすこと。それが田辺建築の家づくりです。
現代建築では高性能は当たり前ですが、どれほど最新技術を取り入れても、木の深い理解がなければ、本当に長持ちし、愛着の湧く家は決してできません。私たち田辺建築は、一本一本の木材が持つ「目」を職人の目で丹念に見極めます。木の育ち方、繊維の向き、目の詰まり具合を読み解き、その力を最大限に引き出す使い方をするのです。例えば、強度が必要な場所には目の詰まった堅い木を選びます。また、将来的な木の反りや収縮を予測し、それを考慮した使い方をする。これこそが、家を長持ちさせるための工夫であり、木の特性を活かし、家全体の耐久性を高め、安心と快適さをもたらす長持ちする家へと繋がるのです。
流行のデザインや最新技術も積極的に取り入れますが、何よりも大切にするのは昔ながらの「木の扱い方」への忠実な姿勢です。長持ちする下地の入れ方にも徹底的にこだわり、見えない部分こそ丁寧に、時間をかけて仕事をしています。先人たちの伝統工法を深く理解し、それを現代技術と融合させることで、耐久性を高め、何十年、何百年と安心して住み続けられる家を創造します。仕上がりの品質には一切妥協せず、細部にまで職人の魂を込める。それは、住まう皆様の暮らしを豊かにし、未来へと受け継がれる「資産」となる家を築き上げるという、私たち田辺建築の揺るぎない信念です。
一級建築士
第二種電気工事士
被災建物応急危険度判定士
資格・スキル二級建築士
インテリアコーディネーター
2級カラーコーディネーター
福祉住環境コーディネーター2級所属山梨県インテリアコーディネーター協会会員
一般建築物石綿含有建材調査者